WRX STI NBR CHALLENGEを自分の手で︕
【トライ︕タミヤRCスクール in 名古屋モーターショー】レポート

タミヤRCスクール in 名古屋モーターショーの参加者たち
2019年12月6日更新

WRX STI NBR CHALLENGEを自分の手で︕【トライ︕タミヤRCスクール in 名古屋モーターショー】レポート

2019年11月23日(土)、名古屋モーターショーが開催されているポートメッセなごやで、「タミヤRCスクール in 名古屋モーターショー」が開催されました。初めてRCカーに触れる人から、腕にはちょっと覚えがあるという人まで、さまざまな親子が一日でRCカーを組み立て、走らせたイベントをレポートしました。

組み立てるのは塗装済みのSUBARU WRX STI NBR CHALLENGE︕

「トライ︕タミヤRCスクール」は今回で2回め。前回は4月にSUBARUのお膝元、太田市のスバルビジターセンターで行われましたが、今回は名古屋での開催となります。
教材となるモデルは、SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE。しかもあらかじめ塗装されているため、ステッカーを貼ればニュルブルクリンクに参戦した実⾞が再現されるというリアルなもの。マシンだけでなくプロポやバッテリー、バッテリー充電器、プロポ用アルカリ電池もセットになっています。さらに工具や予備のパーツも用意されているのがスクールの良いところ。家にある工具のサイズ等が合わなかった、ということもないので、安心してRCカーを作ることができますね。

フロントから見たSUBARU WRX STI NBR CHALLENGEのRCカー
サイドから見たSUBARU WRX STI NBR CHALLENGEのRCカー
逆サイドから見たSUBARU WRX STI NBR CHALLENGEのRCカー

塗装済みで高い再現度を誇るSUBARU WRX STI NBR CHALLENGE。
ステッカーを貼っていくだけでも、かなりの時間がかかります。

4時間でRCカーを組み立てる

モーターショー開催中に行われたイベントらしく、午前中はSUBARUブースの見学。見学によってクルマに対するイメージを膨らませながら、RCスクールは午後から行われました。50分×4コマ、休憩を交えながら4時間で一気に組み立てていきます。
組み立ては基本に忠実。まずパーツが全て揃っているかを確認し、製作図の順番に従って組み立てていきます。初めは細かい作業が多いため、どうしても大きなパーツの組み立てに目移りしてしまいますが、うまく走らせるためにはここが重要なのだとタミヤ(株)の城下将(たすく)さんは言います。

「たとえ早く組み立てたとしても、パーツの取り付けがおろそかだと結局調整に時間がかかることになります。ゆっくりでもちゃんと取り付ければ、ちゃんと走るマシンになります」。せっかくのホビーだから完成まで時間をかけて味わおう、というくらいの気持ちが重要なのですね。

SUBARU XVなどが展示された名古屋モーターショーのSUBARUブース

SUBARUブース見学の時間も設けられました。

RCカーのパーツを確認する参加者

組み立てに入る前にパーツを確認したり、名前を書いたり。
こうした最初の作業もおろそかにはできません

RCカーを手に持つ、タミヤ(株)の城下将さん

講師を勤めてくれた、タミヤ(株)の城下将さん。
ご本人もクルマが大好きで、かつてA級ライセンスも所持していました。

自作のRCカーや大型のプロポを手に持つ、SUBARUのRCカー部のみなさん

SUBARUのRCカー部のみなさん。
SUBARUの工場のおまつりなどでも、RCカーを通じてクルマの魅力をアピールしています。

巨大プロポを手に説明を行うSUBARUのRCカー部のみなさん

RCカー部が誇る巨大プロポ。
なんと、本物のプロポの操作に合わせて同じように動きます

ものづくりの愉しさに目覚める

スクールでは、お子さんがひとりでRCカーを組み立てられるよう講師の城下さん、さらにSUBARUのRCカー部のメンバーがサポートを行いました。ほとんどのお子さんにとってRCカーづくりは初めて。工具に触ることもほとんどなかったため、最初は工具を使うのもおっかなびっくりでしたが、2時間目くらいになってくると、休憩時間も忘れるほど集中していました。お父さん、お母さんは手助けをしたい気持ちをぐっとこらえて、見守りに徹していた方が多かったようです。中には、お子さんがマシンを組み立てている間に、お父さん、お母さんがステッカーを貼って分業する家族もいて、親子それぞれRCカーづくりに没頭している姿が見受けられました。

保護者の方に見守られながら、RCカーを組み立てる女の子

保護者の方に見守ってもらいながら、自分でやります

指導を受けながら、ドライバーを押すように回し、RCカーを組み立てる子ども

ドライバーは、回すことよりも体重をかけて「押す」ことを意識するのが重要とのこと

部品を交換できるから遠慮なく遊べるのがRCカー

本格的な電動RCカーはほとんどの人にとって未知の世界。無事に数時間でRCカーを組み立てることが出来るのかな︖と心配しましたが、17組全員が無事に組み立てることが出来ました。長丁場での作業にお子さんたちは少しお疲れ気味でしたが、苦労して作った自分のマシンが実際に動く姿を見て、みなさんの顔もどことなく晴れやかです。
試走のあとは、タミヤブースでのデモラン。プロポの操作に慣れないため、マシンがぶつかって壊れてしまうんじゃないかと躊躇するお子さんたちもいましたが、城下さんは「たくさん走ったら、必ずどこか壊れます」とアドバイス。「完成品のおもちゃなら壊れたら終わりかも知れませんが、RCカーは補修部品もたくさんあるので自分で交換できる。そうやって一つのマシンを大切に遊び続けられるのがRCカーの良いところです」と語っていました。調子が悪くなったら、それがどこなのか原因を探り、自分でパーツを交換する。そうやっていくうちにメカニズムにどんどん詳しくなっていくのがRCカーの楽しみなのかも知れません。

完成したRCカーが点検される様子を見つめる少年

試走の前にちゃんとできてるかのチェック。
タイヤがまっすぐ付いているか、作り手の性格が出ます

講師に教えてもらいながらRCカーを操作する男の子

初めてのプロポ操作にドキドキ

プロポを手に、自分の作ったRCカーを操作する子どもたち
専用スペースで自分の作ったRCカーを思い切り走らせる子どもたち

自分の作ったRCカーを思い切り走らせて、みなさん気持ちよさそうです

RCカーを通じて、将来の夢を抱いて欲しい

RCカーというと男性の趣味というイメージがありますが,今回参加した17組のうち、7組が女の子でした。RCカーの大会でも最近は女性の参加者が増えているそうで、性別も年齢も問わないホビーになってきています。
RCカーは基本のメカニズムがクルマと同じ。RCカーを走らせることで実際のクルマを理解することにつながります。「RCカーを通じてクルマに興味を持って、将来レーサーやエンジニアになる夢を持ってもらえたら素晴らしいことだと思います」と、本人もクルマ大好きの城下さんは語っています。RCスクールをきっかけにクルマに興味を持ったお子さんたちが、大人になってSUBARUのクルマづくりに携わる日が来ることをSUBARUは心待ちにしています。

自分で作ったRCカーを持つ女の子たち

今回、女性のレーサーが多数参加してくれました。

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