SUBARUブースは今回初めての青海会場に
今回のモーターショーは会場が有明会場・青海会場の2つに分かれ、SUBARUブースは青海会場に設置されました。青海会場は、りんかい線(東京臨海高速鉄道)の「東京テレポート」駅を出てすぐという好立地。駅周辺には人気の施設が集まっているので、買い物や行楽のついでに気軽に立ち寄ることもできます。
平日の取材でしたが、SUBARUブースは多くの人で賑わっていました。展示の目玉である「LEVORG PROTOTYPE」に注目が集まっていたほか、「WRX STI Final Edition」の運転席に座るために来場者が列を作るなど、ブース全体が熱気に包まれていました。

LEVORG PROTOTYPE

Final Editionは運転席に乗るだけでも大行列
軽妙なトークとともに展示を愉しめるSUBARUブースツアー
SUBARUブースでは、来場者の皆さんが愉しめるさまざまなイベントが連日のように開かれていました。10月29日・30日には、SUBARUファンにはお馴染みの自動車ジャーナリスト・マリオ高野さんのガイドによる「SUBARUブースツアー」が開催。展示された車両や技術を巡りながら、わかりやすい解説やちょっとオフレコ︖の内容など、内容かなり濃いめのツアーです。私たちが取材した回には、サプライズゲストで井口卓人選手・山内英輝選手が参加。これにはマリオ高野さんも「お二人の前でクルマの説明するのは緊張するね」と苦笑いしていました。

ハンドマイクを片手にブースツアーを行うマリオ高野さん

井口卓人選手・山内英輝選手がサプライズ参加。参加者も皆びっくりしていました
ニュル24時間レースのタイヤ交換を体験︕”Out of KidZania in TMS2019”
モーターショー会場の一角には、キッザニアが監修した「Out of KidZania in TMS2019」も開催されていました。これは、各企業がそれぞれクルマ関連のお仕事を体験できるブースを設置しているもので、SUBARUはニュルブルクリンク24時間レース車両のタイヤ交換を体験することができました。レース映像を見ていても、素早くタイヤ交換を行っているシーンはカッコよく見えるもの。でも素早くやることよりも、一つ一つの作業を確実に行うことが安全のために大切です。参加した子どもたちは”先輩”たちの指導のもと、初めて触る工具に興奮しながら作業を行っていました。

”先輩”の指導を受け、真剣な眼差しでタイヤ交換に挑む子どもたち
会場をつなぐ道もモーターショー会場
2つの会場に分かれた今回のモーターショー。その会場をつなぐ 1.5km の「Open Road」にも展示がありました。超小型モビリティ、パーソナルモビリティ、電動キックボードの試乗が行えるほか、レーシングカーなどの珍しいクルマが道に置かれ、自由に見学が可能です。SUBARUからは TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに出場する「SUBARU BRZ CG Robot Racing」が展示されており、道行く人々は足を止めて中を覗き込んだり記念写真を撮ったりと思い思いに過ごしていました。

Open Roadに展示されたSUBARU BRZ CG Robot Racing。2台並ぶと壮観です

Open Roadにはさまざまなクルマが展示されていました。
中でも目を引いたのが、SUBARUが関わったアニメ『放課後のプレアデス』のラッピング車両(痛車)
様々な⾓度からクルマと親しめるモーターショー
MEGA WEB内で開催された「FUTURE EXPO」ではクルマ関連に限らないさまざまな業種の最新技術が展示されており、SUBARUはベル社との共同開発によるヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」の40%モデルを展示。クルマではない「空のSUBARU」をアピールしていました。
また、フォレスターAdvanceの公道試乗やキッズカートなど、クルマと気軽に触れ合えるイベントも数多く開催されていました。屋内展示棟にとどまらずお台場エリア全体に広がった今回のモーターショーは、展示を眺めるだけでなく、間近に触れ、体感できる機会も増えました。クルマの未来像を知るとともに、クルマをより⾝近に感じられるモーターショーだったと⾔えるのではないかと思います。

FUTURE EXPOに展示されたSUBARU BELL 412EPXの40%模型

e-BOXERコーナーではクイズが実施されていました

有明会場の近くでは公道試乗も行われており、
SUBARUはフォレスターAdvanceが試乗できました