『第4回 SUBARU赤城の森トレイルラン』レポート

SUBARU赤城の森トレイルランの様子
2019年8月30日更新

『第4回 SUBARU赤城の森トレイルラン』レポート

2019年8月18日(日)、群馬県の赤城を舞台に、『第4回 SUBARU赤城の森トレイルラン』が開催されました。街は30℃を超える気温であっても、標高800mを超える赤城は爽やかな気候。天候にも恵まれ、多くの人が参加したトレイルランを取材しました。

「環境」と「スポーツ」が一致するイベント

今回で4回目となる「赤城の森トレイルラン」は起伏もそれほど多くなく、クロスカントリーの延長のようなコースとしてトレイルラン初心者でも比較的参加がしやすいイベント。
SUBARUは6月の「青梅」を皮切りとして、8月の「赤城」、9月の「多摩川源流」、12月の「みたけ山」と4回のトレイルランを支援する予定です。トレイルランを支援する理由について株式会社SUBARUサステナビリティ推進部の小林雅幸さんは、「SUBARUの社会貢献活動として4つの重点取り組み分野(地域活動、環境保全、交通安全、スポーツ・文化)があります。トレイルランは自然環境のもとで行う競技であり、SUBARUの陸上競技部も協力することができます。自分たちが愉しむ自然環境を長く保って行く事、そして、SUBARU独自のスポーツ文化も活かせるという点で、トレイルランに注目しました」と語っています。今回は森の環境を守る取り組みとして「クリーントレイル」も実施されました。各選手にゴミ袋が支給され、コース上にゴミがあったら拾いながら競技を進めていきます。コース上のゴミはそれほど多くはないそうですが、イベントを始める前よりも森を綺麗にしたい、という試みが行われていました。

SUBARU赤城の森トレイルランのスタート地点に展示されたフォレスター

スタート地点にはフォレスターも展示されていました

SUBARU赤城の森トレイルラン会場にて、特製のエコ軍手とゴミ袋が配布される様子

クリーンで安全なイベントを目指して、特製のエコ軍手とゴミ袋を配布

SUBARUが誇る「走りのスペシャリスト」も参加

競技には、株式会社SUBARU陸上競技部の小林光二さんもゲストで参加。大会前日には希望者を集め、「走り方教室」も行われました。大学時代は箱根駅伝で「花の2区」を走ったこともある小林光二さんはロードレースのスペシャリスト。ロードレースとトレイルランの違いについては「ロードレースでは先行する選手の足を見て走っていますが、トレイルランは足元の状態がわからないため、そうした走り方では足を挫いてしまう危険もあります。なので、しっかり路面を見ながら走っていくことが重要です」と語っていました。
SUBARUの陸上競技部と言えば元旦に行われるニューイヤー駅伝。晴れの舞台に向けてチームもトレーニングを重ねています。小林光二さんもこのイベントが終わり次第、北海道でチーム合宿に合流するのだそう。小林光二さんは来年に向け、「2019年は10位でしたが、8位入賞まで差はほんの僅かでした。チームの雰囲気も最高なので、2020年は入賞を目指します」と力強く語っていました。

株式会社SUBARUサステナビリティ推進部の小林雅幸さん(左)、陸上競技部の小林光二さん(右)。

株式会社SUBARUサステナビリティ推進部の小林雅幸さん(左)、陸上競技部の小林光二さん(右)。
実は小林雅幸さんは陸上競技部のOB。ランナーならではの発想がイベントに活かされていました。

走るときの体の使い方を指導する小林光二さんと、SUBARU赤城の森トレイルラン参加者たち

走るときの体の使い方を指導する小林光二さん。専門家の豊富なノウハウに参加者は感激していました。

自然と触れ合い、家族全員が楽しめるイベント

競技の真最中であっても、一緒に来た家族が楽しめるイベントが行われていました。そのひとつ「トレイルアドベンチャー」は、ベテラン山岳ガイドの先導のもと赤城の自然に触れ合うイベントです。森を普通に歩いていてもわからない草花の名前や知識を学ぶことで、参加した子供たちも驚きと好奇心に目を輝かせていました。
その他、インストラクターによる「親子ストレッチ」や、間伐材を使った「メダル作り」も行われました。「こうしたスポーツイベントは、どうしても競技に参加する人がメインになってしまいますが、一緒に来た家族もゴールを待つだけにならず、家族全員で楽しめるイベントにしたいと考えました。さらに自然の大切さを次世代の子供たちにも伝えていかなければならないと感じています。」と、サステナビリティ推進部の小林雅幸さんは語っています。「ゴールした後、もし子供が自作のメダルをかけてくれたら、自分だったら泣いてしまいますね」。

間伐材を用いたメダル作りする子どもたち

間伐材を用いたメダル作り。どんなデザインにしようか、子どもたちは真剣そのもの

赤城の草花を学べるガイドツアーの様子

ベテランガイドが赤城の草花について楽しく教えてくれました

これからも続くトレイルラン大会

真夏のトレイルランというと過酷なイメージがありましたが、赤城の爽やかな気候も相まって、当日は走りやすい環境。上位選手になると、30kmの部を2時間弱、15kmの部も1時間弱で走るのだそう。起伏のある悪路をそのペースで走れるのは驚きです。
走り終えた選手たちには自らの順位とタイムが記載された記録証が渡され、配られたかき氷でクールダウンしながら完走の達成感に浸っていました。
SUBARUがサポートするトレイルラン大会は、9月8日は「多摩川源流トレイルラン」が、12月8日には「みたけ山トレイルラン」が開催される予定です。「多摩川源流トレイルラン」の応募はすでに締め切られていますが、「みたけ山トレイルラン」はまだまだ参加募集中。自分も走ってみたいという方は参加を検討してみては?

「第20回SUBARUみたけ山トレイルラン 」の詳細は KFCトライアスロンクラブ公式サイト

木々に囲まれたコースを、気持ちよさそうに走る、SUBARU赤城の森トレイルラン参加者たち

木々に囲まれたコースを、気持ちよさそうに走る参加者たち

走り終え、疲れながらも清々しい表情の、SUBARU赤城の森トレイルラン参加者たち
SUBARU赤城の森トレイルラン会場に展示されたフォレスターの前に並ぶ参加者たち

走り終え、疲れながらも清々しい表情の皆さん

会員登録のご案内

スバルとクルマが好きな方なら誰でも会員登録できます。

  • 会員登録は無料
  • 車をお持ちでない方大歓迎
  • 他メーカーの自動車オーナーの方でも登録OK
SUBARU IDのご紹介 IDひとつで、もっと広がるスバルライフ!
#スバコミサイト内検索
マイスバル