街が1年でいちばん煌めくクリスマスシーズンがやってきました。この時期の東京の夜はまばゆいイルミネーションに包まれ、華やかなイベントが待ち行く人を愉しませています。
六本木ヒルズの「天空のクリスマス2019 supported by SUBARU」もその1つ。星空とクリスマスの雰囲気を味わえるイベントとして、12月8日(日)に天文学普及プロジェクト「天プラ」にご協力いただき貸切観望会&星空セミナーを開催しました。
六本木ヒルズ森タワーの屋上にあるスカイデッキは、海抜270メートルと、オープンエアの展望施設としては関東随一の高さ。都心を見晴らす天空の場所から、きらめく星々と夜景を参加者の皆さんと堪能してきました。
今回の貸切観望会は5.6倍の抽選倍率に当選されたお客様にお越しいただき、当日は今シーズンいちばんの快晴に恵まれました。SUBARUマーケティング推進部の重野担当部長は、「天候に恵まれない日が続いたので、今回の参加者は本当にラッキーだと思います」と胸をなで下ろしていました。
参加者の皆さんが最初に体験されたのは、天文学普及プロジェクト「天プラ」代表の高梨直紘先生による星空セミナーです。
セミナーでは当日の夜に観望できる星空の紹介や、SUBARUの社名の由来となるすばる(プレアデス星団)の逸話について解説していただきました。なかでも国立天文台が開発した「mitaka」を使った宇宙の規模を巡る話は参加者の皆さんから驚きの声が次々と。天文学の博士号を持つ高梨先生ならではの深くわかりやすいエピソードに参加者の皆さんは引き込まれていました。
「星空、すなわち目の前の宇宙がどんな世界なのか、この世界がどのようにあるのか。そんな疑問を身近な星から出発して解説させていただきました。お子さんたちの食いつきが良かったのが嬉しかったですね」と高梨先生。
知的好奇心あふれるセミナー、これも素敵なクリスマスプレゼントと言えるでしょうか。高梨先生、ありがとうございました。
セミナーの後はいよいよスカイデッキへ。
エレベーターを乗り継ぎ、階段を上がると、360度見渡せる東京の夜景が現れました。
そして、空を見上げると…、おお! 東京の空にも星が観えました!
明かりの少ない人里離れた大自然の空には及びませんが、東京都心でも実際にすばるが観えるとは思ってもいませんでした。
一等星ではなくても密集しているので見つけやすいすばる。この冬は何回逢えるでしょうか。
六本木天文クラブの星空案内人である泉水朋寛さん(中央)は、「すばる観えましたでしょ? 六本木ヒルズのスカイデッキは標高が高く街明かりから遠ざかるので街中から観るより星の光が届くんです」と、皆さんの驚きの声に満足されていました。
ヘリポートが開放された広い空間で星空観賞ができました。
当日は月も。未就学児のお子さんが天体望遠鏡を通して月のクレーターにずっと見とれていました。
参加者皆さんの感想をピックアップしました。「星空観賞をドライブの目的の1つにしても良いかも」とおっしゃっていただいて嬉しいかぎりです。
夜景と星がセットで観られるのは都心ならでは。いい機材で観賞できたし、説明員さんの話も面白かった。充実していました。飽きません。(茨城県 K.S.さん)
セミナーで宇宙の大きさにびっくりしました。私達が宇宙のずっと田舎にいるなんて。SUBARUの由来も初めて知りました。(東京都 F.M.さん)
夫婦ともにスバリスト。SUBARUのイベントにはよく参加していますが、こういうイベントも素敵でした。 (千葉県 O.J.さん)
イベントがSUBARUらしく深く考えられていて愉しかった。こんど愛車のフォレスターに乗って家族と星空観賞へ行ってみます!(埼玉県 H.K.さん)
娘が小学校の頃は星空観賞に出かけていましたが、大きくなってからは久しぶり。SUBARUオーナーではありませんが、SUBARUと星のつながりになるほどと思いました。(東京都 H.O.さん)
星由来のメーカーが星空観賞やるのはとても素晴らしい。今度ナイトドライブして地元埼玉の星空を観に行きたいと思います。 (埼玉県 A.I.さん)
イベントの参加ありがとうございました。
当日の朝はシーズンいちばんの寒さ。六本木ヒルズ上空も身を切るような冷たい風が吹いていましたが、参加者の皆さんが熱心に天体望遠鏡や高性能双眼鏡を覗いていたのが印象的でした。
この冬は、地元への帰省や旅行に行かれるのであれば特に、夜空を見上げてすばるへ逢いに行ってみませんか。
>>冬の夜空にすばるを探そう!
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