九州初開催となったSUBARU星空ツアーが福岡県南部にある八女市星野村で、12月8日(土)に開催されました。開催会場の「星のふるさと公園」には星空観賞しやすい広場や充実した天文施設があり、「星野村」の名のごとく星空観賞にふさわしい場所でした。また、地域の名産である「お茶の施設」や地域の皆さんの参加による名産販売等心温まるイベントでした。
SUBARU星空ツアーの開催前に、星のふるさと公園内にある「星の文化館」の池田館長にお話を伺いました。
「当館の最大の特徴は2つの天体ドームを持っていることです。ひとつは口径88cmのニュートン式反射望遠鏡、もうひとつは昨年4月に完成した口径100cmある最新式の反射望遠鏡を設置しています。2つ天体ドームを持つ公開天文台は日本国内でもそんなにないと思いますよ」
と池田館長。
宿泊もできて安心して星空観賞ができるため、毎週末、来場者でにぎわうとのことです。
「私もスバルユーザーということもあり、SUBARUは星の名前を冠した親しみのあるブランドですね。(オーナーの皆さんも)今回のツアーにはきっと星空観賞が好きな方が多く来られるのでしょう。今回のような規模のイベントは九州には少ないのです。今夜は、多くの方にお越しいただき、愉しんでいただけると良いですね」
と来場者を心待ちにされていました。
雨の心配ないものの、どんよりとした曇りがちな空。そんな心配の中でもたくさんの参加者にお集まりいただきました。九州だけでなく京都や福井など遠くからもご来場されていました。まるでSUBARU車の集まりのような光景に、参加者の皆さんからは
「星空観賞はもちろんですが、SUBARU車が集まっているところも見たかったんです」
という声もいただきました。
駐車場整備では多くの地元ボランティアさんにご協力いただきました。
ありがとうございました!
参加者が止める駐車場。この駐車場のライン引きと誘導は、地元青年団の方々や、NPO法人がんばりよるよ星野村の皆さんに、お手伝いをしていただきました。
「星野の魅力は豊かな自然と、こうしてみんなが助け合い集まれる人の良さです」(青年団の方)
「星野が好きなんです。星野村のためになることはしたい」
(がんばりよるよ星野村のボランティアスタッフ)。
2012年の九州豪雨以来、星野村の復興に尽くされている方もいらっしゃりました。なぜ?の問いに、「星が好きだから。昔からずっと通ってるたい」とおっしゃっていました。
後編は、12月27日夕方に公開予定です。
星空ツアーの模様をレポートします。ご期待ください。
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