SUBARU CYCLE FAN CLUB

ジャパンカップサイクルロードレース 観戦リポート Vol.2

2019年10月18~20日の間、栃木県宇都宮市で開催された「ジャパンカップサイクルロードレース」。今年で29回目のレースには約10万人のロードレースファンが集まりました。SUBARUが2009年からサポートする3日間の大会のリポートをします(全2回)。

標高差185m。10.3㎞を14周する過酷なレース

土曜日のジャパンカップクリテリウムに続いて開催されるのが、21チーム120名の選手たちで行われるジャパンカップです。標高差185mという古賀志山林道の急坂を含む、森林公園の周回コースを使用。総走行距離144㎞で行われるタフなレースです。

※出展:2019ジャパンカップロードレース

約1週間前に来襲した台風19号により、コースの一部が崩落したものの、レーススタッフの復旧努力によって開催にこぎつけました。ただし途中区間が立ち入り禁止区域になるなど、例年とは違った形で開催されました。

※出展:2019ジャパンカップロードレース

コースのポイントは一気に185mを駆け上る古賀志山林道。高低図を見ても分かるように一気に上るこの林道が見どころです。急坂のため、さすがのプロ選手でも速度が遅くなるため(それでも時速20㎞ほど出ているのですが・・・)、観戦ポイントとしては人気の地点のひとつです。ただし、ジャパンカップは1周10㎞のほとんどの地点で観戦することができるので、思い思いの場所にテントを張り観戦している観客も。

このように自由な場所で観戦することができるジャパンカップですが、一番観客が多いのはフィニッシュ地点があるメイン会場です。食事ができるスペースや、レースを中継する大きなモニターなどがあり、ライブの雰囲気を味わいつつも、快適でしっかりレースの展開も追うことができるからでしょう。そのメイン会場にジャパンカップをサポートするSUBARUがブースを出展しています。ブースで展開したコンテンツ内容は次のとおりです。

1.SUBARU同乗体験
2.ジャパンカップ 解説付き観戦
3.ジャパンカップ 解説付き応援ツアー
4.ジャパンカップコース体験走行

コンテンツの予約を開始したと同時にこの行列! 特に人気が高くすぐに予約が埋まったのは、選手たちが走っている同じコースをレヴォーグやフォレスターなどで走れる「SUBARU同乗体験」でした。

選手と並走することも? レースコースを走る「SUBARU同乗体験」

SUBARU同乗体験はWRXやレヴォーグ、フォレスターなど、最新のクルマに乗って選手が走るコースを実走する一番人気のコンテンツです。タイミングによっては、選手の後ろを走ることもあり、レースをコース内から観戦できる貴重な体験ができることから、毎年すぐに予約で一杯になってしまいます。

実際のレースで選手サポート行う、マヴィックカーを運転している経験豊かなドライバーが運転します。プロの自転車選手のスピードはすさまじく、今回のコースでも下りでは時速90㎞近く出ることも。ドライビングテクニックがないと細く曲がりくねった道では選手についていくものやっとです。

「話には聞いていたんですが、想像以上のスピードが出ていてびっくりしました。(50代・男性)」「選手も大変ですが、チームに帯同するクルマを運転するドライバーさんも大変ですね。あんなに狭いところをスゴイスピードで走らないといけないですから。(20代・女性)」「選手もスゴイのですが、クルマもすごかった。タイヤが鳴るくらいのスピードでコーナーを曲がっても車体はかなり安定していました。(50代・男性)」

オリンピアンの解説でレースがよくわかる「ジャパンカップ解説付き観戦」

ロードレースの元オリンピック選手、鈴木真理さん(右)に解説をいただきながら、目前でレースを観戦できるという豪華なコンテンツが「ジャパンカップ解説付き観戦」です。フェンスの向こう側はすぐコース。選手の息づかい、通過する風圧も感じられるほどです。

約30席はブースがオープンすると同時にすぐに満席に。SUBARUのバルーンスティックを持って、応援にも参加します。

少し肌寒かった早朝から一転、レースがスタートする時間には20℃近くにまでなるほど。木陰が多い森林公園ですが、テントの下は涼しくて快適。

レース終盤にはフェンスにかぶりつきで観戦にも思わず熱が入る瞬間も。「いつもは山頂で応援していたのですが、今年はテントの下で快適でした。また来年も機会があればここで観戦したいです。(40代・女性)」「鈴木さんの解説とMCの方の実況が分かりやすくて最高でした!(20代・男性)」。

実際のコースを歩いて観戦「ジャパンカップ 解説付き応援ツアー」

「ジャパンカップ 解説付き応援ツアー」はロードレースの見どころ“上り”の地点でレースを観戦するツアーです。185mを一気に上る古賀志林道(こがしりんどう)は、ジャパンカップの有名観戦ポイントのひとつ。その林道付近まで歩いて上り、選手が走る姿を間近で見ながら専門家の解説を聞くのがこのツアーの醍醐味です。

解説をしていただいたのは、ジャパンカップにも出場しているチーム「那須ブラーゼン」のCEO、若杉厚仁さんです(画像上)。ただ、前述しましたが、台風19号により通行止め区間ができてしまったこともあり、途中の赤川ダム付近でツアーを行うことになりました。

ちょうどダム付近は選手が、補給を行うポイントの近く。古賀志林道程ではないものの、上り地点のため選手のスピードが多少遅く、観戦するには最適なポイントのひとつです。若杉さんは「選手の補給食の内容について」「監督やトレーナー、CEOの仕事の違い」「チーム戦略の立て方とレース中の変更のポイント」など、実際のレース現場にいなければ知りえない内容を教えていただきました。

もちろんレース展開についても解説。さらには逃げグループ形成の方法、そのとき集団にいる選手の心理状態などを解説。

「かなりマニアックな内容でしたが、解説が分かりやすくてレースがさらに楽しくなりました。(20代・男性)」「補給食に甘いジャムパンを食べているなんて!自分もロングライドの時に試してします。(20代・男性)」など、普段知りえない情報をレースを見ながらレクチャーしていただきました。現在もレースの世界で活躍している若杉さんならではのお話を聴くことができたツアーでした。

ジャパンカップコースを疑似体験できる「ジャパンカップコース体験走行」

Wahoo(ワフー)のスマートトレーナーは、ネットに接続できる最新のローラー台。さまざまなアプリと連動することで、その場にいながら現実とそん色ないライド体験ができるガジェットですが、今回はジャパンカップのコースをモニターに映して疑似体験できるコンテンツを準備しました。

あらかじめジャパンカップのコースを撮影しWahooと接続しているので、上りの地点に差し掛かると斜度に合わせてペダルが重くなり、バイクも傾きます。まるで実走しているような体験ができるとあって、レース中にも関わらず、コース体験する人で行列ができていました。

自転車がしっかりと固定されるので、ベテランから初めてロードバイクに乗った子どもまで、レベルを問わず安心して楽しむことができました。

あまりのキツさに途中でバイクを降りる人がいる反面、1周10㎞を何とか完走しようと頑張る人も多数。汗だくになりながら、ペダルを踏んでいる姿が印象的でした。

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