2023年9月、国内最長距離となる市民参加型自転車ロードレース「ツールドふくしま」が開催される。福島県の沿岸と内陸の広域エリアを舞台にし、距離211kmでレースが行われる。誰でも参加可能な市民レースとしては、ニセコクラシック(北海道)やツールドおきなわ(沖縄)と並ぶ、本州初となる大規模な市民ロードレースになる。しかも一桁国道(国道6号線)を規制しての画期的なレースに、すでにレースフリークたちの話題をさらっている。
このツールドふくしまの仕掛け人こそ、愛車のフォレスターと共にサイクルライフを愉しんでいる鵜沼誠さんだ。鵜沼さんは自転車イベントの企画・運営のプロフェッショナル集団「Link TOHOKU(リンク東北)」の代表だ。現在、福島復興サイクルロードレースシリーズをはじめ、福島県内を中心に多くのレースを手掛ける。また廃校になった小学校をリノベーションした趣味複合施設「イイトコ」も経営し、ふるさとに根差した活動を行っている。