SUBARU CYCLE FAN CLUB

【子どもに教える自転車の乗り方・基本編】Vol.2 「ブレーキのかけ方」

自転車の乗り方指導をする際に、まず教えるのが止まり方です。キックバイクで自転車に乗ることはできても、それにはブレーキがないものが多く、「ブレーキかける」意識がない子供も多く見受けられます。自転車を自分の意思で止めることは大切なことです。

公園など安全が確保できる場所で練習する

まずはブレーキの握り位置を確認してみましょう。ブレーキレバーは2本指(人差し指と中指)で握れる程度の位置が最適。ブレーキ位置を調整する方法は自転車によって違う場合もあるので、自分で調整するのに不安のある方は自転車専門ショップで調整してもらうのがベストです。

ブレーキの練習は安全な場所でおこないましょう。はじめのうちは、まだしっかりと止まれない状態なので、前後左右安全なども十分に確認してから行いましょう。
まずは子どもが自転車にまたがって、まずは地面を足で蹴って自転車を進めます

初めて乗る自転車は子どもにとっても不安です。大人は自転車が勝手に走り続けないように、また転ばないように、すぐにサポートできる位置にいてあげましょう。この際、自転車の横で並走して、いつでもハンドルの中心とサドルをつかめるようにするのがベストです。

ハンドルの中心を持つと、左右にぐらつかせることなくサポートできる。

子供がふらつく場合は、サドルの後ろに手を添えて安定させましょう。

どこで止まるか “目標”を置くと練習しやすい

ブレーキの練習では止まる位置の目標を設定してあげましょう。カラーコーンがない場合はペットボトルでもOKです。どの程度の力で自転車を止めることができるかをゲーム感覚で身につけるのに近道となります。ここでのポイントは前輪だけブレーキをかけることです。最近の自転車はブレーキの性能がいいので、前輪のブレーキだけを急にかけると転倒してしまうことがありますので注意しましょう。

前輪だけ急ブレーキをかけた場合どんな状態になるのか、大人が手本を見せましょう。その際に、ブレーキレバーを握りすぎないように教えましょう。

左右のブレーキをバランスよく握る感覚や、うまくブレーキングできたときにどのくらいの距離で自転車が止まることができるか、自然と身につくまで繰り返します。

上手に止まれたとき、子供の姿勢はかかとが下がって足を踏ん張っている状態になります。この状態になれば、しっかりと止まることを身体で覚えたといっていいでしょう。

子供たちは自転車が自分で止められるようになると、安心して自転車に乗れるようになるでしょう。ペダルをうまく漕げなくても、曲がることができなくても、止まることを習得することで、次のステップへの練習も楽しい時間となります。

しっかり止まるためのポイント

1.ブレーキレバーの調整をする
2.カラーコーンを使って、ゲーム感覚で練習する
3.前ブレーキだけを握らないように教える
4.大人がサポートする場合は横から

●取材協力:管洋介さん

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