SUBARUは2019年5月25日(土)、サイクルロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」の伊豆ステージにブースを出展。多くのロードレースファン、SUBARUファンと愉しい時間を過ごしました。
国内最高峰の自転車レース「ツアー・オブ・ジャパン」出展リポート

自転車ファンとSUBARUをつなぐコンテンツを実施

国内最高峰の自転車レース、ツアー・オブ・ジャパン(以下TOJ)。2019年5月19日(日)、大阪・堺の第1ステージを皮切りに、5月26日(日)東京で行われた第8ステージまで、連日約100㎞以上を走り総合優勝を決めるステージレースです。SUBARUは伊豆・修善寺のサイクルスポーツセンターで行われた第7ステージにブース出展をいたしました。
日本人で初めてツール・ド・フランスに出場したレジェンド、今中大介さんによる「コースガイドツアー」「レース実況解説」「レースコース実走体験」、さらにはプロコーチによるロードバイク教室など、観戦するだけではなく実際に体験できるコンテンツを実施いたしました。
レジェンドの解説付きで展開がよくわかる「レース実況解説」

TOJ伊豆ステージは、約12㎞の周回コースを10周で行われるレース。そのゴール地点の近くにいわゆる“桟敷席”を設置し、今中さんの解説を聞きながらレースを観戦するのが「レース実況解説」です。
当日は気温が30℃近くまで上がる夏日。「暑いですがテントがあるし、サービスのドリンクを飲みながら観戦できたのですごく快適でした(埼玉県 40代・男性)」「きちんと解説を聞きながら観ることができたのでレース展開が分かりやすかった(東京都 50代・女性)」など、レジェンドの解説を聴きながら、快適な環境でレース観戦を愉しんででいただくことができました。

集団で走る選手がおこした風が感じられるほどの近距離でレースを観戦。
“勝負どころの上り”で観戦「TOJコースガイドツアー」

「TOJコースガイドツアー」はロードレースの醍醐味、“上り”の地点でレースを観戦するツアーです。上りは平地や下りに比べて速度が遅く、選手の姿をじっくり観ることが可能。さらにアタックをかけて追随する選手を引き離すシーンも多くあるなど、レースの中でもかなり見どころとなる地点です。レジェンド今中さんの先導で、コース脇を歩いて上り、ポイントとなる地点では解説を加えながらレースの説明をしていただきました。「選手にぶつかりそうなくらい近くで観られて感激でした! レースの緊張感も伝わってきてすごく新鮮でした(東京都 40代・男性)」
レース展開についての解説だけではなく、選手が着ているウエアや乗っている自転車の特徴、さらにはタイヤの空気圧についてもお話してくれるなど、長年レースの世界で活躍してきた今中さんならではのお話を聴くことができたツアーでした。

コース脇を観戦地点まで木陰の下を歩く。30℃を超える気温でしたが、湿度が低く吹く風が気持ちいい。

参加者からの質問にも気さくに回答する今中さん。

初心者でも安心!プロからロードバイクを学ぶ「ロードバイク教室」

ロードバイク教室は、元プロ選手で現在はロードレースチーム「那須ブラーゼン」の若杉厚仁さんに担当していただきました。使用したのはWahoo(ワフー)のスマートトレーナー。これはペダルをこぐのに連動して画面の中のライダーも同じように走るなど、その場に居ながらにして実走体験ができるため、「プロのライダーも練習で使用している(若杉さん)」という新しいトレーニング機器です。画面には速度、走行距離などが数字で表示することが可能。1回20分ほどの時間でしたが、若杉さんが参加者に正しいフォームなどのアドバイスを伝えると、すぐに数値に反映されるので、改善されたことが分かります。「適切なアドバイスをいただいたので、短い時間でも効率的なトレーニングになりました。(神奈川県 40代・男性)」「周回レースなので、選手が通過してからの時間にレクチャーを受けられてよかったです。また機会があったら参加したい。(東京都 30代・女性)」

自転車がしっかりと固定されるので、たとえ初めてロードバイクに乗った子どもでも、安心して愉しむできました。
「参加者の方にレベルの差が大きかったですが、実際に数値を見ながらレクチャーすることができるので、感覚的なところも教えやすかったですね。私のチームの選手もこのタイプのものを使っていますが、効率的なトレーニングができるので、すごくいい練習になりますよ(若杉さん)」
TOJのコースを走る「コース実走体験」

レースが終了した後、その余韻が残る中に行われたのが「コース実走体験」。あらかじめWeb上で参加者を募りましたが、今中大介さん、若杉厚仁さんと一緒に走れるとあって、申し込みが殺到した人気のコンテンツです。さらにTOJの大会ディレクター 栗村修さんが運転するオフィシャルカーと、選手をサポートするMAVICカーも一緒に走るため、まるでレースに参加しているような感覚で実走体験を行いました。

表彰式終了後、閉鎖されていたコースに入って走り始めます!

黄色のMAVICカーを引き連れて、コースを走ります。さまざまなチームや選手が走るロードレースですが、チームや選手に関係なくニュートラルな立場でトラブルに対処して、レースに復帰させるのがMAVICカーの役割です。

今回は実際使用したコースを味わいながら走るイベントでしたが、なんとトラブルが発生! しかしMAVICカーが実際のレースのようにメカトラブルに対処します。まるでレースのひとコマを見ているようで、参加者の方も少しうれしそうなのが印象的でした。

途中で止まって、大会ディレクター栗村さんからコース解説を聴きながら走ります。

今中さん、若杉さんを先頭に心地よい風を感じながら。

まるでロードレース選手のように、大会オフィシャルカーのレヴォーグの後ろ走ります。
「すごくいい体験でした! オフィシャルカーとMAVICカーにサポートされて走ることなんてないですからね!!(東京都 40代・男性)」「こんなに上りがキツいところを10周もしていたんですね。選手ってすごい。東京都 30代・女性)」
実際のレースのコースを、実際のサポートカーの先導で走るという、なかなかできない体験をして興奮気味の参加者のみなさん。非日常体験を通じて、ますますロードレースのファンになっていただいたようでした。