SUBARU CYCLE FAN CLUB

【大人が選ぶ子供の自転車】Vol.9 「変速機の使い方」

子ども用の自転車でも最近は変速機がついているものが増えています。しかし、上手に変速機を使うのはなかなか難しいものです。そこで、今回は変速機を操作すること、「ギアチェンジ」の方法などを紹介しましょう!

変速操作の基本

変速機の役割は、大きさの違う複数のギアを使うことで、ペダルにかかる重さを変えて、スピードをコントロールすることにあります。小まめに変速機を操作することで、上りを楽に走れたり、疲労をおさえたりすることができます。
また重いギアを踏み続けると、チェーンに負担がかかることになり、劣化を早めることになります。

子ども用の自転車には、画像のように手元で操作ができる「グリップシフト」が装着されていることが多く、グリップを回すことでシフトチェンジができます。ただし、自転車の変速機は走りながらグリップ操作をすることでシフトチェンジすることができる構造になっています。停止した状態でグリップを回してもギアは変更されませんので、走りながら(ペダルを回しながら)シフト操作を行いましょう。

脚力によって最適なギアの重さは変わってきますが、漕ぎ出しのときには軽めのギア、ある程度スピードが乗ったら1段ずつ重くしていくのが基本です。停止する場合はあらかじめ軽めのギアに戻して停止することで、また漕ぎ出すときにスムーズにスタートすることができます。

坂道を走るときのテクニック

自転車のシフトチェンジは早めに行っておくと、スムーズに走ることができます。坂道に差し掛かる直前のタイミング「①」でギアを軽くしておきましょう。坂道を上っている「②」でシフトチェンジを行うのは、チェーンに力がかかりすぎているため、タイミングが遅すぎます。
坂を上り切った「③」の地点では、ペダルが軽くなりすぎるので、グリップシフトの操作をして少しギアを重くしておくと走りやすくなります。

変速機の調整方法

子ども用の変速機は、内蔵のワイヤーを引くことでギアチェンジを行う構造になっています。購入時からしばらくたつと、そのワイヤーが伸びて上手くシフトチェンジができないことがあります。

ワイヤーの伸びは、矢印の部分を回すことで調整ができますが、かなり難しく、はじめて行う場合は上手く調整できないことがあります。実際、自分で調整して上手くできず自転車ショップに持ち込まれる方も多いそうです。
シフト調整に自信のない方は、自分で調整を行わずショップに相談することをおすすめします。

上手に変速機を使うためのポイント

1.漕ぎ出しの時には軽め、徐々に重いギアにチェンジしましょう。
2.坂道を走るときには早めに軽いギアにしておきましょう。
3.必ず走りながらシフトチェンジを行いましょう。
4.シフトチェンジの調子が悪い時にはショップに相談しましょう。

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