基本的に子供用の自転車は、いろいろなパーツが装着されている状態で販売されています。しかし、特にクロスバイクなどのスポーツバイクは走る機能だけ、というごくシンプルな状態で売られているものもあります。ここでは、子供用の自転車に必要なアクセサリーについて紹介していきます。
【大人が選ぶ子供の自転車】Vol.3 「自転車に必要なアクセサリー」

夜間だけではなく、日中もライトオン
ライトは必ず取り付けましょう。小さいうちは暗くなってから走ることは少ないと思いますが、ライトは子供の安全のため必ず準備しておくべきアクセサリーのひとつです。また最近では自転車でも、日中にライトを点灯して視認性を高めることが推奨されています。

以前はガチッと前輪に押し当てて点灯する「ダイナモライト」が主流でしたが、今は上の写真のような動物型のLEDライトなど、さまざまなデザインのものがリリースされています。子供のお気に入りのものを一緒に選んで、楽しく安全対策をしましょう。

可能であれば後方を照らすテールライトも装着しましょう。まれに前方に赤色のライトを付けている子供がいますが、保安基準によってテールライトは赤色と決められています。テールライトにも子供が喜ぶかわいいデザインのものが多数ありますので、こちらも一緒に楽しみながら選んで装着しましょう。
ベルも装着義務があるが、鳴らすのはルール違反
ベルもまた装着義務となっているアクセサリーのひとつ。しかし、自動車のクラクションと同様、道路標識がある場合以外は、基本的に鳴らしてはいけないもの。歩道を走行中に歩行者に対してリンリンと鳴らすのはもってのほか。一緒に自転車を楽しみながら、親子でマナーやルールを守りましょう。

ベルにも子供が喜んでしまうようなかわいいデザインのものがたくさんあります。もともと購入した自転車に付いていない場合は、思わず自転車に乗りたくなるデザインのものを一緒に選ぶといいでしょう。

上の画像のようなホイールに取り付けられるリフレクター(反射板)も子供の視認性を高めるアクセサリーです。自動車のライトなど、光が当たることでキラキラ反射し自分の存在を周囲にアピールすることができます。
ライト、ベル、リフレクターなどは装着義務があるものですが、さまざまなデザインのものがあり、カスタムパーツとしても使用することができます。カラフルなものを選ぶか、シンプルなもので統一するか、まさに“アクセサリー”感覚で選んでオリジナルの自転車を作り上げることもできます。
自転車に必要なアクセサリーのチェックポイント
1.前後のライトは必ず装着する
2.ベルは取り付ける必要があるが、むやみに鳴らさないことを教える
3.カラフルなリフレクターを付けてオシャレ度&安全度アップ