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SUBARUの歴史

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1992年3月 VIVIO発売

この時期の世相
日本人宇宙飛行士・毛利衛さんがスペースシャトル「エンデバー」に搭乗
東海道新幹線「のぞみ」運転開始
国家公務員の週休2日制がスタート
ドライバーが主役の「ほんもの」のクルマ 小さなクルマならではの軽快さや経済性はそのままに、運転の愉しさや快適さ、安全性を重視したパーソナルミニとして発売。単にスペース効率重視の軽自動車ではなく、あくまでもドライバーを中心に考えた「新時代のドライバーズ・ミニセダン」をキーワードとして開発され、広告やカタログには「Simple Rich」というキャッチコピーが使われていました。
磨きをかけたパワーユニットとクラスを超えた安全装備 EMPi(電子制御マルチポイント燃料噴射装置)が採用された4気筒SOHCエンジンのほか、ハイパワーエンジンとして、ECVTと組み合わされたSOHCスーパーチャージャーエンジン、RX-Rというスポーツモデルに搭載される新開発DOHCスーパーチャージャーエンジンが展開されました。安全装備には、SRSエアバッグシステムが一部グレードに標準装備されたほか、レガシィ譲りの4輪ストラットサスペンション、4輪アンチロックブレーキシステム(ABS)もオプション設定されました。
小さなVIVIOがモータースポーツでも大活躍 発売に先駆けて、スポーツモデル「RX-R」で筑波サーキットタイムアタックに挑戦。ハンドルを握ったのはモータージャーナリストでレーシングドライバーの清水和夫氏で、1分13秒35というラップタイムを残しています。
発売後も、全日本ラリー選手権を皮切りに様々なモータースポーツに参戦したVIVIO。1993年のサファリラリーには3台が出走し、コリン・マクレー、パトリック・ジルなどがドライバーを務めました。コリン・マクレーは残念ながらリタイヤを喫するも、パトリック・ジルはサファリの過酷なコースを見事完走。総合12位、クラス優勝でゴールランプを駆け抜けました。
ディアスとともにレトロ調ブームを牽引したBISTRO 95年、サンバークラシックに続きSUBARUのレトロ調モデル第二弾として、5ドアモデルの前後デザインにレトロ調を採り入れた「VIVIO BISTRO」が登場。他社からもレトロ調デザインをまとったモデルが続々と発売されるなか、ディアスとともにそのブームを牽引しました。96年には3ドアの「Bistro Ciffon」、97年にはスーパーチャージャーエンジンを搭載した5ドアモデル「Bistro Sport」、スポーツシフトを搭載した3ドアモデル「Bistro-SS」が発売されています。