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SUBARUの歴史

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1990年3月 5代目サンバー660、レックス660を新発売

この時期の世相
F1日本グランプリで鈴木亜久里が日本人初の3位入賞
第1回大学入試センター試験が実施
軽自動車の新規格に対応して発売 全長が+100㎜、エンジン排気量が660ccに拡大された軽自動車の新規格に対応した5代目サンバー。エンジンはこれまでの2気筒から、4気筒クローバー4エンジンに進化。NAエンジンの他、スーパーチャージャー付ハイパワーエンジンがラインナップ。またトランスミッションにはSUBARU独自のECVTも採用しました。これまでの「トラック」、「バン」、「トライ」の構成はそのままに、「トライ」には、新たなグレードとして「ディアス」シリーズを新設定しました。
トライ、トライディアスなどに搭載されたスーパーチャージャー付きエンジン
クラス唯一の4気筒エンジン「クローバー4」 新規格に対応した660ccエンジンはクラス唯一の4気筒エンジン。1989年のレックスに搭載時から 「クローバー4」という愛称が使われ、エンジンのヘッドカバーには四つ葉のクローバーが刻印されていました。静粛性、低振動性に優れ、低速から粘り強く、高速域まで伸びの良い、全域で扱いやすいトルク特性を発揮するとともに、優れたアクセルレスポンスにより快適な性能を実現するものでした。
レトロ調ブームを牽引したディアスクラシック 1993年、SUBARUは1950~60年代を思わせるレトロ調デザインのディアスクラシックを発売。その後、他社からも続々と同様のコンセプトのレトロ調軽自動車が発売されるようになりました。その後、95年に電気自動車サンバーEVクラシック、96年にはバンとトラックにもクラシックを追加するなど、レトロ調のデザインブームを牽引しました。
レックスにも660ccエンジン搭載モデル追加 サンバー同様、軽自動車レックスにも、軽新規格に対応する660cc「クローバー4」エンジン搭載モデル「レックス660」が登場。エクステリアの改良は最小限に留めたものの、全長を100㎜延ばし安全性を向上させました。発売の際には女性タレントがユニークな体操のCMで660レックスをアピール。後継モデルとなるヴィヴィオの生産が開始される1992年まで生産されました。