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SUBARUの歴史

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1985年6月 アルシオーネ発売

この時期の世相
阪神タイガースが日本一。タイガースフィーバーが起こる
関越自動車道が全線開通
従来のイメージを一新するSUBARUの新しいフラッグシップカー 各社がスペシャルティカーやスタイリッシュなセダンを投入するなか、SUBARUの新しいフラッグシップとして開発されたのが本格的スペシャルティカー、「アルシオーネ」。SUBARU星団の中でももっとも光り輝く星の名前を与えられていることにもその期待が表れています。
空気力学、機能美を追求した斬新なスタイリングに1.8L水平対向OHC・EGIターボエンジンを搭載し、4WDとFFをラインアップ。空気抵抗は当時世界でもトップレベルのCd値=0.29(FFモデル)を達成。1987年には2.7L水平対向6気筒エンジンを搭載したフラッグシップモデル、アルシオーネVXが加わりました。
飛行機づくりの思想を強く反映 アルシオーネのコクピットデザインは、飛行機づくりの思想から多くのヒントを得ています。
操作性、メーターの視認性について効果的な斬新な形状のステアリングホイール、走行時に操作頻度の高いスイッチ類をステアリングコラムから左右に機能的にレイアウトしたコントロールウイングは、ステアリングのチルト&テレスコピックの動きに連動して移動し、ステアリングから手を離すことなく操作することができます。コンビネーションメーターはステアリングのチルトの動きに応じて上下にアジャストされ、アナログメーターは水平0指針方式を採用。ドアハンドルは空力効果を高めるエアプレーンタイプが採用されました。
アルシオーネVXに装備された数々の電子制御メカニズム 1987年7月に発売されたアルシオーネVXには、車速やスロットル開度からシフトスケジュールを緻密にコントロールする「E-4AT(オールレンジ電子制御4速オートマチック・トランスミッション)」、最適な駆動力を路面に伝える新開発の4WDシステム「ACT-4(電子制御アクティブトルクスプリットAWD)」、滑りやすい路面状況でも安全に止まることのできる「ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)」、人間の感覚に合わせた操作感を持つ「CYBRID(電子制御モータードライブ式パワーステアリング)」、しなやかな乗り心地の「EP-S(エレクトロ・ニューマチックサスペンション)」など、当時、最先端のメカニズムが積極的に採用されていました。