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SUBARUの歴史

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1980年4月 レオーネ・スイングバック
4WD1.6、サファリラリーに初参戦

この時期の世相
日本の自動車生産台数が世界第1位に
三浦友和さん、山口百恵さん結婚
モータースポーツで4WDの可能性を追求し、性能を磨く 80年代のSUBARUのモータースポーツ活動は、世界の大舞台で高速化をはじめとする4WDの可能性の追求と性能を磨くことを目的としていました。その取り組みは、後年のレガシィやインプレッサでのWRC参戦に引き継がれ、SUBARU車の走りをさらに磨きあげていきます。
サファリラリーで4WD性能を実証 1980年のサファリラリーに、レオーネ・スイングバック4WD1.6の2台が初参戦。改造範囲が狭く市販車に最も近いグループ1仕様ながら、並み居る大排気量車をおさえ、いきなりクラス優勝を果たしました。これはWRCの改造範囲の大きなグループ4で高速4WDが台頭する前年のこと。その時、すでにレオーネは4WDのポテンシャルの高さを実証していたのです。以降、SUBARUはレオーネでサファリ・ラリーに参戦し続け、1981年には2年連続のクラス優勝、1982年総合7位、1983年グループA優勝で総合5位、1985、1986年にはグループA連続優勝と改造範囲が狭いにもかかわらず、輝かしい実績を残しました。一方、国内でも1986年にレオーネ3ドアクーペRXターボが熾烈な争いが展開された全日本ラリー選手権のシリーズチャンピオンを獲得。まさに世界の舞台で高速4WDの技術を磨いていったのです。
レオーネ4WDハードトップRX
(1983年レオーネ4WDカタログより)
サーキットでも証明されたポテンシャルの高さ この時期のモータースポーツ活動はラリーにとどまりません。1983年、レオーネ4WDハードトップRXで「全日本富士1000kmレース」と「インターナショナル鈴鹿1000km自動車レース」という耐久イベントに参戦、サファリラリー同様、大きな改造を施さない車両で見事完走、サーキットでも4WDのポテンシャルの高さを実証しています。