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SUBARUの歴史

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2003年5月 4代目レガシィ発売

この時期の世相
地上デジタルテレビ放送が東京、大阪、名古屋で開始
AppleのiPodがヒット。携帯音楽プレーヤーが一気に普及する
スペックを超えた感動性能 「走りと機能と美しさの融合」を開発テーマに、4代目レガシィが登場。初代からグランドツーリングカーとしての性能を追求してきたレガシィの集大成として、仕様やスペックを超えた「感動性能」をコンセプトに据えて開発。愉しさ、美しさ、感動の具現化を目指し、“レガシィであること”に徹底的にこだわりながらも、デザイン、エンジン、シャシー、ボディなど、あらゆる中身を刷新したのです。また、軽量化技術を中心に、環境性能にも配慮したクルマづくりを行ない、SUBARUが目指す「世界に通用するグランドツーリングカー」にふさわしい性能を実現しました。
クロスオーバースポーツ、アウトバック登場 2003年10月、レガシィシリーズにアウトバックが設定されました。これまでの「グランドワゴン」、「ランカスター」を踏襲するモデルとして、最低地上高を200mmに設定し、ラフロードにおける走破性とツーリングワゴン譲りのオンロードにおける走行性能を両立させた“クロスオーバースポーツ”をコンセプトとして提唱。車名も国内では初めて「アウトバック」として、全世界で名称を統一しました。アウトバックの追加により、ツーリングワゴン、B4と合わせた、4代目レガシィのラインアップが完成しました。
SUBARU初の日本カー・オブ・ザ・イヤー獲得 2003年11月、4代目レガシィはSUBARU初となる日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。選考理由は、「水平対向エンジン、独創的な4輪駆動技術を守りつつ、これらを新しい時代の要求に応えて改良し続けた結晶といえる車。日本車として、世界に誇れるユニークな内容を持つだけでなく、中型車として高い総合バランスを持つ」というもの。初代レガシィから一貫して追求してきた“クルマとしての本質を追求する”というこだわりが認められたのです。
先進的なシステムを次々と搭載 2006年、SUBARUはドライバーが用途に合わせて3つの異なる走行性能を愉しむことができる新システム「SI-DRIVE(Subaru Intelligent Drive)」を発表。これをレガシィのマイナーチェンジのタイミングで搭載しました。SI-DRIVEは、ドライバーとクルマとのコミュニケーションを通じ、走行性や環境性などへの意識を高めながら、様々な使用状況下において自らの用途に合わせて積極的に運転を愉しむことのできるシステム。「Intelligent(I/インテリジェント)」、「Sport(S/スポーツ)」、「Sport Sharp(S♯/スポーツシャープ)」の3つの制御モードを任意で切り替えることができました。同年11月には、SI-DRIVEに加えて、ほぼ0 km/h~100km/hまでの速度域での追従機能を実現したレーダークルーズコントロールを付加した特別仕様車「SI-Cruise Limited」を発売しました。そして2008年5月、これまでのADAを発展させた運転支援システム「アイサイト」を採用。SUBARUが長年にわたって研究開発を続けてきたステレオカメラを進化させ、世界で初めてステレオカメラのみでの予防安全機能や運転負荷軽減機能を実現させました。